皆さんこんにちは^ – ^
完全アウトな作画局、局長のアウトマンです^^
今回は面白い脳の機能を紹介したいと思います^ – ^
という事で今回の作画!
完全アウトな作画局(pixiv)
https://www.pixiv.net/users/43385982
損失を避ける人間の本能
Aさんがいました。
Aさんは今ジャガイモを手に握りしめてるとします。
Aさんの持っているジャガイモの値段は今100円です。
次の日に世界のジャガイモの値段は200円になりました
100円で買ったジャガイモの価値は今は200円になりました。
Aさんはすぐに市場に行き、ジャガイモを200円で売り100円儲けました^ – ^
Aさんはコレをしめたと思いジャガイモをまた200円で買いました。
次の日にジャガイモバブルが起きて世界のジャガイモの値段は50円になりました。
周りで200円の時にジャガイモを買った人達は、諦めてぼちぼち売る人が現れ始めました。
Aさんはいつかまた値上がりすると都合よく考え値上がりを待ちました。
しかし次の日にジャガイモは大量生産ができるようになり値段は10円にまで値下がりしました。
これ以上損したくないと思ったAさんはこの時点でジャガイモを10円で売りました。
次の日にジャガイモを大量生産する機会が壊れてジャガイモの価値が再び高騰。ジャガイモは150円になりました。…
利益は早く確定し、損は先送りにしたい
上の例え話でなにが言いたかったかと言うと人間は利益が出ている時は早く確定したいと考え、損をしている時は改善を待ち、先送りにすると言ったものです。
株やFXなどの取引をやった事のある方なら話しがわかりやすいかと思いますが、人間は少しでも利益が出ているとすぐに確定し、損をしているといつか値上がりすると思い待ちます。
なのでジャガイモ10円かよ!ええい、売ってしまえ!と売った後に待ってましたと言わんばかりに急に値上がりする事なんて日常生活茶飯事なんですよね
これはなにも金融市場だけで適応される事ではありません
日常生活でも普通に適用されます。人間の脳の機能がそうなっているのです。
この利益は早く確定し、損は先送りにしたい人間の本能をプロスペクト理論といいます。
同じ喜びと悲しみは非対称
わかりやすくいきなり答えを言います。
まずはこの画像をご覧ください
こちらは書籍『行動経済学見るだけノート』から引用した画像です。
このグラフは何を表しているかというと
例えば1000円手に入れた時の喜びと1000円失った時の悲しみは違うという事です。
では具体的にどう違うのか
簡単に言うと損した時の悲しみは3〜4倍大きいと言われています。
なのでこの場合1000円失うという事は3〜4000円失ったと脳は解釈しているんですね。
そりゃ次の値上がりまで待ちますよね(^◇^;)
このグラフを価値観数といいます。
めちゃくちゃわかりやすく面白い本なので興味がある方はオススメです(^^)
知識ゼロでも今すぐ使える! 行動経済学見るだけノート【電子書籍】[ 真壁昭夫 ]
という事でいかがだったでしょうか(^^)
普段から何気ない時にふと、まんまとその通りになっている事があるといやぁ〜つくづく人間やなぁ〜なんて思いますw
私たち人間も他の動物と違い思考したり音楽を聞いたり絵を描いたりいろいろできますが、無意識下では動物的な本能そのままなんですよね。
なので街中でのいろいろな仕掛けに引っかからないように皆さんもお気をつけください。
ということで今回はこの辺にしたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次のブログでお会いしましょう!
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